(霊能者ではあるが、やばいやつ)
霊感商法に騙されないコツは今までの初級~中級で話したが、
今度は逆に霊力があるがやばいやつを紹介する。
いかにも、1000~3000円で買えるお守りを数十万で売ったり、不安にさせておいてから希望をもたせ、悪霊を払うと言って高額なお金を取るものなど
そういうものは完全に霊感商法なので、クーリングオフ制度を使えばいいし
いかにも悪質なら訴訟をおこせる。http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20200318_1.pdf
だが、しっかり霊能力があるし、納得してセッションを受けているという点で、文句は言えない。
いや文句を言うというよりかは、今回のやばい霊能者の話は
という注意喚起をしようと思う。
前回このやばいタイプの説明をしてるので、見ておいてほしい。
やばさの説明に入ろう。
そのためすごいカリスマ性を持つ。ちゃんと視える人は頼りやすい。だが、何でもかんでも「次の選択肢や行動はどうしたほうがいいですか?」と聞かないと安心できないような相談者になっていたら危ないのだ。
ズバリ、依存させて金をもらう系霊能者 がまれにいるということだ。
相談者が相談を持ち掛けたとき、ちゃんと答えてくれているというのは、いい関係を保てていると言えよう。
依存させる系の2パターンのやり口を説明する。
パターン1
確かに霊能者側は見えてるので的確だったとしても、自分のやろうと思ったことを否定され続けていると、自分が決めるのではなくて霊能者に決めてもらいたくなる。そのうち何でもかんでも 自分で解決したり考えられそうなのに少しでも不安になってしまい常に頼りっきりで何度も何度も 理性的になればどうでもいい質問じゃないか?ということをして金を払い続ける人間にされてしまうというのもいる。
相談者側の主体性と自己決定権を奪い「自分でどう生きるのか」の思考能力を奪ってしまうのもいるってことだ。
パターン2
自分の人生は生まれる前に予めどんな人生を送るか自分で決めている。そこで「○○を得意にしたり、○○をするために通るべき縁があったり」という可能性をいろいろ作ってから生まれる。生まれていくうちに路線変更をしていくものだ。
○○な可能性もあるけど○○路線に決めた!と 単なる現実での有利な方の思いつきではなく、心の底から「○○路線で行く!」と決めている相談者だったとして、そこで霊能者やスピリチュアルカウンセラーにアドバイスをもらうとする。
霊能者側は魂の情報を読みとり、路線変更前の可能性も視えていたりするので
「○○もありえるんじゃない?」と教えてくれるが、どうしても自分はコレガイイというのを決めてるのに、そっちの相談者が心に決めた方向の進み方を教えてくれるのではなく、「パラレルワールドの別の可能性のある相談者」ばかりを霊視してアドバイスするといった感じだ。
実はこれ、「別の貴方の可能性」を霊視した結果なので相談者の適正や性格などを霊視してからの未来を話されると相談者側も説明を聞いていて納得できるものなのだ。「なるほど」となってくる。
おまけに霊能者側も霊視してる内容は正しいと自負してるし、おかしなことは言ってないのだが、自分が言ってる内容が「相談者が心に決めて、路線変更後のこの道に進みたいけどどうかな?」ということの答えになってないということに気づいてない場合があるのだ。確かに霊能者の方が魂の情報を読めるので、現状の環境に左右されて発生した相談者側の意見よりも魂側の気持ちに忠実であることが多い。
しかし、霊能者が全て導いてると、相談者その人が人生を歩み意味がなくなる。誰の人生を歩んでいて誰が自分の人生のかじ取りを行うのかは常に考えて相談しなくてはならない。
序盤は当たっている、この人凄いでいいかもしれないが、霊能者側の干渉があまりにも過多だと、霊能者側で作った人生を教えられ相談者である自分の全く知らない領域のために何度も何度もセッションを受ける必要が出てきてしまうのだ。
安全な霊能者は霊力も高いが、過多に干渉することはないのである。
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